夢をみた。

水曜どうでしょう祭り的なファンイベントが札幌大通公園内で行われ、今度こそ出入無制限なお祭りになったのはいいんですが、ノーチェックなせいかはめを外す残念なファンもそれなりに混じっていたようで、洋さんがふらりと皆の前に姿を現すと一斉に人が殺到しました。が、とあるファンの女性が金切り声を上げて洋さんから人を遠ざけたおかげで大混乱にならずに済みました。一見しておたくの国の人と知れるその女性は、どうやら洋さんを守ることを自分の使命と感じているようで、彼にちょっとでも近づこうとする者が居ればその度必死の形相で引き剥がすのです。その活躍ッぷりに洋さん本人は礼を述べながらもちょっとヒキぎみ。その状況があまりにも面白すぎるので女性をしばらく観察していると、その場に居ながら何故か全く洋さんに感心を示さない女の子を発見。驚くべき事にその女の子は洋さんではなくて女性の追っかけらしいのです。少し離れた場所から女性をうっとりと眺めたりそっと写真に収めたりしています。洋さんの追っかけとして自らに課した使命を燃やしている女性に心酔しているらしいのです。これはますます面白い、と観察を続けているとなんと同じように女性に憧れているらしき女の子がもう一人居るのに気付きました。そちらの子は女性に積極的に話しかけたりしていて、どうやらある程度親しげな様子。最初の女の子はそれでも女性に近づこうとはせずに、あくまでも遠巻きに女性を眺めているだけなのでした。アタシはそんな面白相関図を側に居た友人に説明しながら爆笑してました。
あと話が前後しますが洋さんが現れるちょっと前にミスターも居たんです。さすがに無鉄砲なファンもミスター相手だと遠慮がちに視線を送るのみ。そんな中、高校生くらいの背の高い男の子がふら〜っと近づいてミスターの正面に立ちました。突然かつ自然体な行動だったためにその場に居た全員が何事かと怯んだ隙をついて彼はやおらミスターのシャツをたくし上げ、その乳首を舐め始めたのです。あまりの出来事にミスターは勿論それを見ていた観衆もビタイチ動けず。その直後、さすがに我に返ったミスターが今度は何を思ったのか「あぁ〜ん」と身悶えてみせたのでした。明らかに乗っかり方を間違えたミスター。更に観衆はフリーズ。気まずい雰囲気の中男の子は何食わぬ顔でその場を離れ、半笑いのミスターだけがそこに残されたのでした。
前回といい今回といい、アタシはミスターに何か恨みでもあるんでしょうか。