駄目だって。

mou-mou2005-10-17


現実になんて、そう簡単にもどれないってば。


会社でなかったら号泣だよ。
泣かせんな、ヒゲ!




記念コピペ。

ありがとう。


皆の衆、ありがとう。


今、祭りから一夜が明けて、この日記を書いております。


この3日間の出来事を、いったい、どう表現すればよいのでしょうか。


私は昨日、朝早く、ひとり編集室で、祭りの様子を撮影したテープを見ておりました。そこに映る、バカ野郎どもの顔、バシッと化粧をしてるくせに、無防備に大口をあけてバカ笑いする女子どもの顔、そういう顔を見て、グッと涙が出そうになりました。笑い顔を見て、なんでか知らんが涙が出そうになりました。


最後のステージ。


4人であいさつをし、手を振り、そして祭りを終えました。


私はソデに入る直前、メガネを取り、涙をぬぐう仕草をしたけれど、「おまえウソ泣きだろ!」と大泉洋が叫んだとおり、あれはウソ泣きでございます。


だって私はその日の朝、ひとり編集室で、みなさんの笑顔にもう充分やられてましたから。


大泉洋は、ずっと涙をこらえておりました。
「今日はおれが泣いてはいけない」そう思って、ずっとこらえていたそうです。


嬉野先生は、最後のステージも感極まって、相変わらず涙を浮かべておりました。


その顔が画面に映るたび、みんなは、「うれしー!泣くなー!」なんて声をかけていました。


でも、みんなは知らないだろうけれど、


一番、泣いていたのはミスターです。


嬉野先生ではなく、ミスターです。


ミスターは、ステージの上では、こらえていました。


でもステージを終えると、ひとり、足早に楽屋に飛び込んで行きました。


誰もいない楽屋で、イスに座り、顔を手でおおい隠して、嗚咽が漏れるのを我慢しようとしていました。


でも我慢できずに、あの人は、やがて声を出して、泣いていました。


ベトナムでも泣かなかったミスターが、あのミスターが、誰よりも泣いていました。


泣かしたのは、おまえらです。


おめぇらの、バカみたいにデカイ歓声と、バカみたいにうれしそうな笑顔を見て、ミスターは、声を出して泣きました。



今、空港で、自分の町に帰ろうとしているバカ野郎ども。


ありがとう。


もう、現実の生活に戻って、仕事をしているバカ野郎ども。


ありがとう。


またいつものように、子供たちの世話に追われている奥さん連中。


ありがとう。


おれらがステージからいなくなっても、おめぇらがBGMの「1/6」に合わせて、誰も頼んでないのに、最後までバカみたいに大声で大合唱していたのを、みんなで舞台のソデから見ていたよ。


幸せだった。


もう一度、ステージに出て行ってお礼を言いたかったけれど、バカやろう、おまえらがミスターを泣かすから出れなかったじゃねぇか!


ありがとう。


ありがとう。


そして、祭りに参加できなかった諸君。


祭りは、すごかったよ。


あの空気は、すごかったよ。


バックスタンドの最後列のやつらまで、大声を張り上げて笑う、あの空気は、すごかったよ。


主役はおれらじゃなく、間違いなく、全国から集まったバカ野郎たちだったよ。




祭り、楽しかった。


やってよかった。


よかった。


ありがとう。






(16:07 藤村)

あのあと、15,000人が勝手に大合唱したあと、4人が出てきてくれなかった方が良かったと思います。
そんな事したら絶対終われなかったもの。あのステージ上で誰か一人でも本気で泣いちゃってたら、いつまで経っても祭りは終われなかったよ。
あれで良かったんだと思います。笑顔で終われて、良かったと思いますよ。