くもり

「チチンプイプイ」読んだ。
宮部みゆき室井滋の組み合わせってなんかアワナサソ〜と思ったけど、やっぱりアワナサソ〜。
けど二人とも大人だからソレはソレで面白がれてるのよね。
宮部みゆきのエッセイが下手くそで、なんだか微笑ましい。
ムロイさんの小説は映画的で上手い。


「星々の舟」読んだ。
村山由佳は随分前に読んで以来、久々。
たしか「もう一度デジャ・ヴ」でなにこの人面白い!と惚れ込み「天使の卵-エンジェルス・エッグ」だったか「おいしいコーヒーのいれ方」でなんかコイツ気取っててイヤ…と見限った、ような記憶がおぼろげにある。
男性目線の表現の上手さと健康的なエロスが印象に残っていて、ずっと気になる作家ではあった。
新境地を開拓しただとか離婚して再婚しただとかいう記事が最近やけに目に入る機会が多く、あれから何年も経ったしそろそろか、と重い腰を上げ、それでも保険として直木賞作品なら間違い無いだろうと選んでみた。なんか、だって、ずっと気になってた作家さんだったから、もう嫌いになりたくなかったんだもの。
やばい、やっぱり面白いわ。他のも読んでみよう。


まんぷく劇場」読んだ。
映画をテーマにしぼったエッセイなので、いつものトンデモ日常系のエピソードが乏しくて、物足りなかった。


「ああ言えばこう嫁×行く」読んだ。
ダンフミさんて、未婚だったんだ…!知らなかった。もったいない。
違うようで似てる、アガワさんとの掛け合いが実に面白い。
この二人の距離のとり方って、ベタベタしてなくて気持ちがいい。
「ああ言えばこう食う」も読んでみたい。

チチンプイプイ星々の舟 Voyage Through Starsまんぷく劇場 (文春文庫)ああ言えばこう行く (集英社文庫)