ゆき

もう何度目かの雪がひさびさにふりました。明日からは12月。


「猫とあほんだら」を読みました。

猫とあほんだら

猫とあほんだら

猫のあしあと」と「猫にかまけて」がとても面白かったんですけど、ここにきて冗長感がハンパなくなってきてちょっとがっかりでした。ひとつのことを伝えるために脇にそれたり大袈裟にぶってみたり、という傾向は前からありましたけれども、そうやって最後まで読んでそれだけかい。て話があまりにも多すぎやしませんか。けっきょく猫の話でもないし、てゆう。
けど町田さんが猫を語るときの立ち位置がとても好きなので、また何かしら出たら読んでみたい。とりあえず次は「スピンク日記」を。


生まれてからこっち少しづつ少しづつ、しかし大量に集めた本を、ほとんど全て処分しました。6年前に本棚に詰める事をあきらめ、それ以来段ボール箱に入れたままだったものを多少取捨選択して、ほとんど全て売り払ってしまいました。収集に約30年、目の前から遠ざけて6年。やっと手放す決断ができた。アタシの人生を彩り楽しませてくれた本たちと、とうとう一緒にいられなくなってしまったのは正直さびしいですが、生まれ変わった気持ちでこれから出会う本たちと付き合っていけたらと思います。


捨てられない、捨てられない、ぜったいに捨てられない、と思っていたものをいったん捨て始めると俄然勢いがつくって本当なんですね。面白いようにホイホイ捨てたりました。そんな断捨離の神様に取り付かれたアタシの魔の手をかいくぐった一冊が「蒼き流星S.P.Tレイズナー」設定資料集。これだけは絶対無理だと思っていた「えみくり」をすべて捨てさせた神様も、さすがにレイズナーだけは特別だったようです。走れメロスのように!LD-BOXもあるよ!んがくっく。