くもり
朝は雨がふっていた
「明日の記憶」はまず映画をDVDでみて、そのあと謙さんの「誰?-WHO AM I?」を読んで、て順番だったような気がする。それで、やっと原作を読んでみた。
映画を見た後に感じたのと同じような感情が、原作を読んだ後にも沸いてきて、あの映画がどれだけ原作に敬意をはらってつくられたものだったか、と感心した。ただただ原作のエピソードを忠実になぞるのではなく、映像ならではの演出を加えたり削ったりしつつ、大げさに盛ったりしないで原作の魅力を十分に生かして、残している。謙さんの本を読んだときにも思ったけど、本当にひとつひとつの仕事を誠実に築き上げていく人なんだなぁ。
もちろん、原作である荻原浩さんの小説がまずもって面白いのは当然のことなんだけど。他の作品も読んでみようと思います。
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