読書の冬3

キングコング・西野さんの小説。

グッド・コマーシャル

グッド・コマーシャル

元ネタは舞台の脚本なんですとか。その雰囲気が読んでてビシバシ伝わってくる勢い満載の面白い小説でした。演じている役者さんの表情や動きが想像できる臨場感がありました。”あの”山田悠介テンテーが帯にメッセージを寄せているだけあって、多少日本語が崩壊している向きもありましたが、十分許容範囲内。
アタシはかつて西野さんのブログを愛読していたド変態なので、その頃に目にした言葉遣いや、その頃から変わらない信条がどぴゅどぴゅ滲み出ていて、わくわく読み進められました。ブログを読んでいたときに感じていた西野さんのブレない頑固さを絵本、小説を通してまた感じることができて、嬉しく思いました。
ただ不思議なのが何故テレビからはそれが感じられないのか…たまたま見ている番組が悪いんでしょうか。テレビの中でガリガリギーギーと大声で叫んでいる西野さんの内側にあのブログが、この絵本と小説がつまっているとはとてもとて信じられません。
そういえば今ドラマやってるんでしたっけ。見てみたいような…見てみたくないような…。なるべくがっかりしたくないので見ないかもしれません。


一方こちらは相変わらずの安定感。

三匹のおっさん

三匹のおっさん

ドラマ化とかしないのかな。