大喜利猿@道新ホール


飯塚高校甲子園出場記念 大喜利猿「初」


肩こりと必死に戦いながら大喜利猿見てきましたよ。ヒデザルの母校の飯塚高校が今年の甲子園に初出場した記念!なので最初から最後まで甲子園、野球押しのネタでした。そのせいかヒデザルのテンションが高かった気がする。いつもはネタ出すだけでめったに補足つけたりジェスチャーで被せたりしない方なんだけど、今回は最初から結構そんなかんじ。


以下、思い出せるだけ。勘違い・捏造あり。大喜利の中身よりもその周辺のことを中心に。


野球と共に歩んできたヒデザルの半生を振り返るVTRが流れ、今回の大喜利猿が開かれた経緯が。

母校の甲子園初出場を知ったヒデザルが即行コバザルに送ったメール。

母校・飯塚高校の野球部が甲子園初出場を決めました!

コバザルの返事。

了解です。 会場おさえます。

福岡でやれよ、ってゆうね。自らもそう突っ込んでましたけれども。今回の甲子園初出場を喜ぶOBは数あれど、嬉しさあまって大喜利やっちゃう人は他にいないでしょうね、ってエンディングトークで言ってました。ちなみに今回こーゆータイトルと趣旨でライブを行うってことは関係者に一切知らせてないそうです。
初出場が決まったときに出身校、ということで新聞からコメントを求められて「即刻男子校にもどしてください」って載ったらしいです。卒業したあとに共学になったんですって。コバザルが「初出場しーの、とはコメントしなかったんですか?」とか言って、「サービスしとけばよかったかなぁ」なんて言ってました。


開会式選手入場、を模したかんじでプラカードを持ったコバザル(上下水色のダサジャージ着用。狸小路の学生服専門店で上下あわせて2千円。野球部のマネージャーを想定した衣装)に先導され、高校野球をまんまパクッたユニフォーム(胸にデカデカと「飯 塚」と書いてある)を着たヒデザルが客席中ほどから意気揚々と入場。爆笑と拍手に包まれながら客席をぬい両腕を直角に振り上げながら行進して壇上に上がって笑顔で一礼、ガッツポーズ。プラカードを掲げながらずっと横に立っていたコバザルが「やれやれ気は済んだか」みたいなかんじで深いため息をついたキッカケで、とくに言葉を発することなくいつもの大喜利猿スタート。


お題の頭にかならず「ヒデザルの母校・飯塚高校が甲子園に初出場を決めましたが、」という一文がつくんですが、「はつしゅつじょう」が言い辛いらしく、ハハザルが何度かかんでまして、言い直すときにわざと強気に発声したりするのがちょっとした萌えポイントでした。


毎度おなじみの皆大好き「IQ5」シリーズ、今回は「IQ5球団」でした。IQ5球団の引退セレモニーは『サプライズ』で、客席みんなで『♪はぁーぴばぁーすでーー♪』と歌ってくれるらしい。(ヒデザル)
たしかこのときにコバザルが清原選手の引退セレモニーにおける長渕大先生の活躍を指してなんか言ったんだけど…覚えてない。褒めてるんだか褒めてないんだか、「胸にくるものがあったよね」みたいな言い方してたような。


「言葉のキャッチボール」というコーナーは、あらかじめ決めておいたINのフレーズで始めてOUTのフレーズで終わるように即興で会話を成立させる、というもの。

IN「10年ぶりだな」→「元気だったか?」→「オレいまチンピラやってるんだ」→「いったい何があったんだ」→「指も詰めちゃったし」→「大丈夫なのか」→「背中にも虫がびっちり…」→OUT「気持ち悪っ!」

IN「館ひろしさん」てゆうのもありました。大喜利猿によくある強すぎるお題。


「マウンドトーク」というコーナーは、調子の悪いピッチャーにタイムをかけてマウンドに駆け寄るキャッチャー、グローブで口を隠しながら「どうした、何か嫌なことでもあったのか?」ときくとピッチャーが最近あった嫌なことを話す、というもの。
コバザルはことごとく語尾を濁した質問をしてくるインタビュアーの話をしてました。

インタビュアー「小林さんにとって映像と舞台の違いはどういう………?」
コバザル「どういう、といいますと?」
インタビュアー「や、ですから、どちらがより大変か、という………?」


(そのうち飲み物がなくなってきて)
インタビュアー「あ、小林さん、飲み物………?」

自らのKY力が試される会話ですね。


ヒデザルは福岡出身と言うと必ず「あ、博多?」と聞かれるという話を。博多はそもそも博多地区、という福岡全体からみたらごく狭い地域でしかないのに「ちがいます」というとこれまた必ず(博多出身じゃないなんて)メズラシイ〜〜みたいな顔をされる、と。

「福岡出身の中で博多、って方が確率的にはずっとずっと低くて珍しいんじゃ!」


次々回答を重ねるヒデザル。彼女が新しい下着を見せながら「どう?かわいい?」ときいてくるのにたいして

「可愛いか可愛くないかなんてどーーーーーうでもいい!
下着なんてエロいかエロくないかg……!!!」

コバザルにストップかけられてました。


コバザルはニュースサイトで芸能人のゴシップ記事の下に書いてある一般人のコメントで「この人テレビから消えたと思ってた〜」みたいなの読んで「じゃあお前はテレビにうつったことがあるのか!!」とかってつっこんでました。


じゃんけんの掛け声が「ダ〜ルビッシュ!」でした。あいこの場合は「ッシュ!」で続けます。バリエーションで「ひ・ちょ・り!」というのも。


「日ハムのマスコットキャラクターBBにかわるキャラクターとは?」というお題を考えてるときにコバザルがこないだ札幌ドームまで日ハム戦を見に行った、って話をしたら会場から物凄く意外!みたいな感嘆があがって、「え?見に行っちゃダメ?」とかって驚いてたようだけど、今日のそのジャージの着こなしっぷりとかキャッチボールのぎこちなさとか見て、たぶんこの人はスポーツとは縁遠いところで生きてるんだろうな、ってほとんどの人が感じてたんだと思いますよ。BBってすげぇんだよ!すげぇバク転とかバク中とかしてたよ!みたいな話でした。


エンディングでBGMが流れてる雰囲気が「昔のお笑いライブのエンディング」みたいだね、ってことで突然コバザルが司会、ヒデザルが芸人になってハイテンションな寸劇?をやりはじめました。「ハイ!そういうことでおつかれさまでした〜」「れっした〜!」「じゃあ告知とかあるひと〜!」「ハイハイハイ!」「あ、じゃあ、バカリズム!」「はい!」「バカリズム今日も面白かったね〜」「いやいやいやいやそんなこと、ないっスよ〜〜(身体をくの字に曲げて、大袈裟に謙遜するジェスチャー)」「はいじゃあ告知おねがいしまぁす」「はい!11月8日、シアターDで単独ライブやります!」ここで観客が沸いたので素にもどって「いやウソですよ」とか言ってました。シアターDには色々な想い出があるそうで。「ラーメンズバカリズムはちょっと浮いてたよね」みたいなことを言ったあとに「仲は良かったですよ」なんてフォローを入れてました。


そういえばCUEの副社がコバケンと会った!かっこよかった!って最近の日記に書いてて、せっかくだからcube gardenで何かやったらいいのにと思ってちょっとわくわくしました。ここで言う何かっていうのはラーメンズとかラーメンズとかラーメンズとかです。たとえ自分は見られなくても、やってくれればそれでいい。


おもしろかったよ、大喜利猿!運がよければまた見に行きたいです。