ドリームガールズ

おもしれかった!家まで踊りながら帰って来ました。
キラキラな衣装とメイクと、ジェニファーたんの演技にしびれまくりました。ビヨンセたん可愛かった〜!フラスコみたいなウエストのくびれに無謀な憧れを抱いてしまいました。ダサダサの田舎娘として薄化粧のビヨンセたんがパンフに載ってるんですが、これ誰かに似てる…てオセロの中島さん!
作品の構成上どうしたってジェニファーたんの見せ場が多くて、そら助演女優賞獲りまくるはずだわ、と納得。エディー・マーフィーも助演男優賞獲りまくりなんですね。映画見るまでは司会者役だとばっかり思ってたのに実際は歌手役で意外でした。取り立てて上手い、ってんじゃないけど気持ち悪いくらいのバタくささが役に合ってて良かったです。あの髪型とか最高!
助演女優の見せ場が多いのは当然で、元ネタの舞台版ではそっちが主役なんだもの。ビヨンセがでるから、そっちを主役にしないといけないから助演にした、ってんならなかなか皮肉な話ですね。作者サイドは否定してるけどダイアナ・ロスの芸能人生との符号が多数あったり、そもそもがビヨンセだって4人でデビューして3人になって…とまんまカブるエピソードが多いってのは、この映画みたいなことが芸能界では日夜ベタに繰り広げられてるってことなのかしらね。厳しいね!
似たようなミュージカル映画「シカゴ」が大大大好きで死ぬほどDVD見まくってるのでどうしても比べてしまうんですが、各キャラクターの見せ場のバランスや話のテンポ、起承転結の明解さから言うと「ドリームガールズ」はちとバランスが悪い気がします。そのかわりジェニファーたんの真にせまる歌いっぷりは必見。劇場まで足を運んで臨場感溢れる大音響で観賞するに値する作品でした。満足!メイキング付きのDVDが出たら是非買いたいです。