誰も知らない/「誰も知らない」ができるまで
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柳楽くんマンセー!あとYOU演じる母親のグダグダなしゃべり方が「あるある」ってかんじで好きでした。
実際に起きた事件*1をモチーフに使っているらしい、というところまでは事前に知っていたんですがその事件の詳細は全く調べないままとりあえず鑑賞。その後インターネッツで知り得る程度の事は知りました。
興味があったのは監督はこの事件のどこをどう切り取って映画にしたのか?という部分だったんですが、そのへんは…う〜んそうかそうか、と。非常にお綺麗にまとめてしまったんですね、と。だから尚更この映画とそしてメイキングまで含めての感想は「柳楽くんマンセー!」でいいじゃないかな、と。受け取るべきところは多分そこなんだな、とアタシは思いました。アタシはね!
やりようによってはもっと陰惨とした内容にもなり得たけど、最初から「子供虐待防止」をビタイチ意識しなかったわけではなかったけど、あえてそういうスタンスを取らなかったんだ、とたぶん思うんです。ある意味逃げ、なのかもしれないんですけれども映画監督さんのお仕事はそれでいーんだと思うんですよ。投げっ放しで全然いーんだと思うんです。あとは受け取る側の問題なので。投げるのだって十分大変なんだもの。微妙なラインを綺麗に描き切った作品だと思います。アタシは好きです。この映画も勿論柳楽くんも。