子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ

「アンタって本当に子供ね！」
「子供じゃねぇんだ。…赤ちゃんなんだ！！！」

「アンタ一体いくつなの？」
「若くはねぇなぁ。だけど…赤ちゃんなんだ！！！」

「あたしアンタのママじゃないのよ？」
「オレだって息子じゃねぇ。だがな…赤ちゃんなんだ！！！」

もうねぇ、この開き直り。ホンット好き、大好きです。

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オーケンはその若さゆえの衝動だけを武器に、楽器もろくに弾けないくせにロッカーとして長年やってきてますが、年とって丸くなって納得出来ない事も上手くいかない事も「まぁいいか」の一言で済ますことが出来るようになると、どうしたって頑張って考えないと「オーケン独特の」エキセントリックな歌詞が捻り出せなくなって来ますよ。そのへんの足掻きを感じるアルボム。
だけど相変わらず彼は狭い狭い「自分の世界」だけで物事を語っていて、そこがとても羨ましいし素晴らしいことだと思います。突然ラブ＆ピースとか途方もない事を唄い始めて勝手にサンキューって言う奴より、アタシは全然信用出来るのです。自分の目の届かない全ての事に感謝するなんて所詮無理だと思うからです。アタシはアタシの周りだけが幸せならそれでいいのよ。結果的にそれがアタシの幸せに繋がるから。はい自分ダイスキー！