普免日記13

仮免試験に受かった翌日、雨降りの中早速路上で初運転。こわっ!こわっ!こわっ!くるまこわい!交差点手前の信号で横に停まっていたトラックが信号が青になって交差点を通過するときにやんわりとしかし確実にコチラ側に寄ってきたときはひたすらうろたえる以外に全くなす術がわかりませんでした。右折しようとする対向車を避けるためにコッチに寄ってきたんだね、わかるわかるよ今ならわかる。けど実際その瞬間はブレーキを踏むわけでもなくハンドルをまわすわけでもなく、ただか細く悲鳴をあげることしか出来ませんでした。教官がハンドル操作をかって出てくれなかったらアレぶつかってたかもしれんね。こわっ!こわっ!
その後もでかい水溜りにまともに突入して盛大に水飛沫を撒き散らし、時速50km制限の道を時速35kmで走行し教官に注意され、かと思えば前を走る路線バスにつられてうっかり制限速度を越えてみたり、左折の度にハンドルの何処を持っているのかわからなくなり蛇行しながら曲がってみたり、色々やらかしながらも何とか生きて帰ってきました。この数々の奇行も天下御免の仮免運転中プレートのおかげでなんとなく許されているのだとすればアタシは一生仮免でいたい。無論助手席には常に教官付きで。よろしくおねがいします。(※仮免許の有効期間は6ヶ月間です)


…とそこで思ったんですが、こんなに運転センスなしなしなアタシまで受かっちゃう仮免て…どうなん?実は本番に強かったりするので技能試験での目に見えての失敗はなかったし学科も勉強した甲非あって50点満点で合格できたんですけれども、それは当然たまたま上手くいっただけですし、試験中に乗り合わせた方は対向車がいるにもかかわらず障害物を避けるために中央線からはみ出そうとしはじめて助手席の試験官から注意されたり曲がる3秒前にウインカーを点灯してみたり(本来は曲がる地点から30M手前で点灯しなければならない)してたんですけれども、しっかり合格してました。ゆ、ゆるくない…?そのかわり卒業検定がめっさシビアってことなんでしょうかね、そう信じたいです。自分の腕に自信がないのもそうですが、そんな簡単に免許取れてたら無謀な運転を繰り返すドライバーが世の中から減るわけないよ!ってちょっとイヤ〜な想像しちゃってゾッとしました。