デッドマン・ウォーキング
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: DVD
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死刑囚とシスターのお話。
重いテーマを地味に描いた、良作だと思います。ママを気づかう死刑囚に涙。
死刑囚が最後に言い残した言葉が、この映画が語りたかったことのひとつなんだと思います。
「人を殺すのは間違っている。それがオレでも、あんた達でも、政府でも。」
概ね同意ですが、やはり「目には目を、歯には歯を」とアタシは思います。死には死を、と。
それは償いとかではなく、ただ生きていて欲しくないからです。殺人者には、この世に存在して欲しくない。償いということでなら何を持ってしても殺人の罪を償う事は出来ないので、せめてこの世に居てくれるな、と思います。あと、精神的疾患が罪を逃れる理由になるっていうのに全く納得がいきません。やった事はやった事、じゃないのか。ただ、冤罪という危険も孕んでいる以上、法の下において殺人者と決められた人全てを死なせるのは難しいのでしょうね。殺人事件やら交通事故やらのニュースを見聞きする度に「死ねばいい」と呟くのが精々です。