パイレーツ・オブ・カリビアン

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション [DVD]

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション [DVD]

ウィル・ターナーは誰が演ってもそれなりに同じだろうけどもしジャック・スパロウ船長をジョニー・デップたん以外の役者が演ったらそりゃ違うだろ、というぐらいジョニたん演じるジャック船長のキャラが立ちに立ちまくってるお話。死の島だ不死の呪いだ月夜の骸骨だ父子の血だそしてラブっちゅ、と色々目白押しの内容に見えて実はジャックたん一人欠かすだけでビタイチ面白くなくなっちゃうってこれ不思議ねー!
見てると無性に「ONE PIECE」が読みたくなる。それだけこの映画が漫画的であり「船長が尋常でなく変人てゆうかバカ」という点では大いに通じるところが多いってことなんじゃないでしょうか。ルフィの居ないワンピースがあり得ないように、ジャックたんが居ないパイレーツ・オブ・カリビアンなんて考えられない。今週末公開の続編予告では「さらば、ジャック・スパロウ」なんて煽ってますが結果的に全三部作になったんだから絶対んなわけないだろ、とたかを括っております。
好きなシーンは、その昔ジャックたんは部下に裏切られ独り無人島に置き去りにされた経験があり、普通そんな事あったらある程度アタマオカシクなるよね〜という話を船夫から聞いたウィルが「ああ、だからあんなかんじなの?」とジャックたんのアタマオカシイ物真似をやってみせたのに「いや、それは元からだ」と冷静に切り返される、つうシーン。すげぇワンピース的で、背後に『ドーン』つう太い描き文字が見えますた。