コールドマウンテン

コールドマウンテン コレクターズ・エディション [DVD]

レニたんが2003年にアカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞した作品。どれどれどれ程かと見てみれば随分とオイシイ役どころでないの。他のノミネート女優を知ってるわけでもないのに、これで獲らなきゃいつ獲んの〜と思われるくらいに賞取りに向いたキャラクターなんじゃないかしら。良かったねぇレニたん。

戦争モノに対してどこか他人事の目線で見てしまうのはいつもの事なんですけれども、殊更感情移入し辛いのはやはり外人の話だからでしょうか。日本でいうとわだつみの声とか野麦峠とか、その辺の作品を見る時とは土台の感情がどうしたって違ってきちゃうもの。主役カッポゥの完璧な美男美女っぷりも上の空に拍車をかけたかも。一方、色情狂の神父を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンがどうしようもなく人間臭くて良かったです。
それにしてもフィリップさんといいナタリー・ポートマンたんといい、脇役が贅沢極まりないですね。さすが国民的鉄板テーマだけあって金かかっとる。

同じ監督の「イングリッシュ・ペイシェント」にコリン・ファースおじさん*1が出てるらしいんで、そのうち見ます。

*1:外人版豊悦。好き。