iPod nanoたん、解決編

ぃや〜ホント便利。ホント簡単。全然色々出来ーんじゃーん。
という訳で検証実験の成果を発表するょ。


※下記条件で動作確認しています

  • Windows XP
  • iPod nano(4GB) ver1.0
  • iTunes 4.9
  • USB 1.1ポート(iPodに付属のケーブルは2.0用なのに旧型ので無理矢理使ってるってことです)

複数のパソコンでiPodを共有する事は、可能!

先日のエントリで紹介した教えて!gooの質問

「このiPodは他のiTunesの音楽ライブラリにリンクされています。このiTunes音楽ライブラリにリンクを変更し、このiPodにすでに入っているすべての曲をこのライブラリの曲に置き換えてもよろしいですか?」というメッセージが表示され、そこでキャンセルを選択すると何の操作もできない状態になってしまい、OKにすればもう一方で転送した曲が消去されてしまいそれぞれの曲をつけたしてiPod内に保存することができません。

とありましたが、キャンセルしてもiPodの操作は引き続き可能です。ただし、OKを選択すると折角iPod内に転送したはずの曲が消えてしまう、という現象はアタシは試してませんが多分間違っていないと思います。
とにかく大事なのは「手動でiPodを管理する」設定にしておくってことです。多分上記の方は「自動」に設定してたので、接続した時点で勝手に作動してしまったのではないかと。

「手動でiPodを管理する」ための設定方法

まずはiPodをPCに接続する前に、iTunesの「編集」→「設定」で、設定画面を呼び出します。「iPod」タブをクリックすると、『iPodが接続されていません』と表示されるだけで、この時点では手動・自動の選択は出来ません。がっかりします。
その後、満を持してUSBポートに専用のケーブルを差し込み、iPod側にもケーブルを接続します。そこで初めて自動か手動かを選ぶダイアログが出てくるはずです。多分。そしたら必ず「手動」を選ぶ!ハイこれでバッチリ!


ちなみに、そのダイアログを逃してしまっても先程と同じ手順で設定画面を呼び出して改めて設定する事も可能です。
今度こそ「iPod」タブをクリックしてみて下さい。ハイほら出てきた。なんか出てきた。「ミュージック」「ポッドキャスト」「写真」、みっつのタブが出現しているはずです。「ミュージック」タブ→「曲とプレイリストを手動で管理」を選択→「OK」!ハイこれでバッチリ!

iPodを使ってコンピュータ間でのデータのやり取りは、可能

「手動で管理」モードにしておけば、ケーブルを繋いだ時点でiPodはPCの外付け記憶媒体扱い(?)になります。「マイ コンピュータ」を開けば「IPOD」というアイコンが出現しているはずです。そこに直接データをコピペすればOK!ハイこれでバッチリ!
ただし、iPod内で再生するための音楽ファイルはちゃんとiTunesを使って転送しないといけませんよ。ただコピペしただけだと単なるデータファイルとしてしか認識してくれず、再生は不可能です。扱うデータが写真のときも同じです。

!注意!他のコンピュータの“iTunes ライブラリ”とリンクさせない

別のPCに接続するたびに「このiPodは他のiTunesの音楽ライブラリにリンクされています。このiTunes音楽ライブラリにリンクを変更しますか?」というダイアログが出現します。そこで「OK」を選択するとどうなってしまうのかはわかりませんが、今のところアタシは「いいえ」を選択することによって自由にデータのやり取りが出来ているので、「兎に角やっちゃ駄目らしい」ってことだけでも覚えておいて下さい。

iPodに一度転送した音楽をPC内から削除しても、次に繋いだときにiPod内の音楽は更新(削除)されない

コメント欄でmayuさん(id:mayu_rms)からお悩みのお葉書をいただきましたが、「手動で管理」モードにさえしておけばPC内からデータを削除してしまっても大丈夫みたいですよ。追加するときはiTunesの「ライブラリ」内から「○○のiPod」にドラッグ&ドロップしていけばいいですし、iPod内から削除したければ「○○のiPod」内で削除可能です。…って、こんな説明でわかりますかね?




※以上の成果は、あくまでもアタシ個人が試してみた結果ですので、もしかしたら間違っているかもしれません。どうやらアップルさんのサポートが大変充実しているようですので、そちらで調べていただくのが一番確実だと思います。教えて!gooでのやり取りが示しているように、素人のサポート情報ほどアテにならんもんはないでしょうしね。