久ターヲーズⅢ

面白かった。
アナキソ父ちゃんはなんて阿呆で不器用で、悲しい男なんだ。
何年も前にⅣ、Ⅴ、Ⅵと立て続けに観た時は、拙い撮影技術とご都合主義とLイア姫のブサイクさを爆笑しながらでないと観続けられなかったんだけど、今観たらきっとまた違ったふうに感じる気がする。もうすっかり旧三作の内容を忘れてしまっているので、これは是非とも観返さないと。だけど相変わらずLイアをブサイクだと感じるのは変わらないと思う。ごめんねハソ=ンロ!


以下、パンフの感想とかネタバレとか。


パンフレットにノレーカス監督の言葉で「アナキソが暗黒面に堕ちるのは急激かつ劇的でなくてはならなかった」そしてその表現には成功した、ようなことが書いてあったんだけれども、そう受け取った観客は少ないと思うよ監督。だってすっげー悪人顔なんだものヘイデソ・クリステソセソ。すでにⅡからほとんど暗黒面に堕ちてる感じだったよ監督。
恋人のパド〆を見つめるときでさえ上目遣いの三白眼て。こえ〜って。Ⅲで妊娠を知ったときも全然嬉しそうじゃないし。しかもこれからの数奇な運命を暗示するかのようにBGMまで不吉な雰囲気醸し出しちゃってるし。こえーこえー。父ちゃんもっと笑って父ちゃん。


パド〆たんが死ぬ夢みたっ→母ちゃんの時と同じっ→パド〆たん生き返るならオデ暗黒面堕ちるっ!て、イヤイヤ。なんだその三段論法。もちつけ父ちゃん単純すぎる。結局パド〆の死因は父ちゃんが暗黒面に堕ちたせいで生きることに絶望しちゃったせいだし。原因アンタじゃん!本末転倒じゃん!ダー久・ヴエイダー意味ないじゃん!
そんでパド〆は勿論生き返ったりもしないの。父ちゃんが「なんで?!」って聞いたら「オマエのせいだょ」って、えー。ダー久・シデイアスすげぇ勝手。約束したじゃ〜ん死んでも生き返らせるって〜。父ちゃん、ウォォォンて泣いてる場合でないよ、そこは。もっとシデイアスのおっさん突っ込んでいいはず、そこは。騙されてる、騙されてるよ父ちゃん。


…ああ駄目だ。やっぱりだ。面白がり方が昔と同じだ。ごめんよ監督ー。とその愉快な仲間たちー。


パンフ見てはじめて知ったキャラがいた。あれに所見で気づいた人って居るんだろうか。居るんだろうな〜熱狂的ファン多いし。ああいう、大の大人の悪ふざけって大好きです。これだけバカデカイことをしながらも偉そぶらずに遊び心を忘れないのは素晴らしいね。