ラブストーリー

もう一本。

ラブストーリー ソン・イェジン クァク・ジェヨン チョ・スンウ チョ・インソン ビデオメーカー 2005-04-22 by G-Tools

母子二代に渡る切ない恋愛を、それぞれの時代を行き来しながら描く”古典的なメロドラマ”。ふたつの時代を繋ぐアイテムとして登場するのが母親が保管していた古い手紙と日記で、それに導かれるようにストーリーは展開していく。
…って、って、これ、「東京湾景」じゃんっっ！！！！いや、正確には「東京湾景」がこの映画のエピソードをパクったんだけど。ドラマ観てた当時*1は冬ソナにそっくりな展開に呆れてたけど、コッチからもパクってたんだ…さいあくだな、ホント。プライドの欠片もないのか。そもそも原作の小説すら、ちっとも下敷きにしてないらしいじゃない。色んなトコからおいしい素材パクって来たのに、そのパズル全部はめ間違ってますよ〜みたいなドラマだったな。
この映画自体は面白かったです。映像も音楽も良かったし、笑える場面も程よく散りばめられていて飽きずに観れました。でも、でもだ。あの「東京湾景」つうクソドラマをちょこっと観齧ってたせいで、いまいち入り込めなかったんだよ…っ！映画の最後をしめる、大事な大オチ部分を屈託なくパクりやがって！バカ野郎！
その大オチ部分が、またエ〜エ演出なわけ。台詞一切なし、役者の顔アップと仕草だけで表現するわけ。ままま、流れ的には読めますよ？ベタかもしれません、ご都合主義かもしれません。そんなのは作ってる方だって百も承知なの。だから、余計な演出はしないわけ。そこがいいじゃない。粋を感じるじゃない。
何回も何回も観て、記憶を上書きしたいと思います。でないとこの映画に申し訳ない。だって本当に良い映画なのに。「東京湾景」のバカ！ウンコたれ！！

*1:その時の感想。id:mou-mou:20040706:1089085697、id:mou-mou:20040817:1092735929