≪蛇廻し≫飲むしょ朝まで

前回(id:mou-mou:20050509:1115619264)に続いてまたドラバラの話してもいいかい。いいよぉ〜。
という訳で今回は御社亜紀(小橋亜樹)さん歌うところの「飲むしょ朝まで」という名曲についてだらだらと書きます。


この歌、そしてドラバラ関連の楽曲の素晴らしさについてはどうでしょうの藤村Dが以前熱く熱く語ってらっさったので、是非ご覧になってみてください。→コチラ
で、だ。藤村D言うところの「結婚できない負け犬女たち」を歌ったこの曲が、ジャスト同世代のアタシのツボを突いて来るのは、それはしょうがない話だと思うんですよ。アタシも酒好きで北海道弁丸出しな三十路女の一人ですもの。グイッグイ押されちゃうんですよ、痛気持ちよく。特に気に入ってるのがね、最後の最後の歌詞。

ああシソ焼酎 同じのあとふたつ

このへんに、意地汚くて厚顔な三十路女どもの業が滲み出て溢れてますよね〜。イイ、実にイイ。


舞台は居酒屋…登場人物は三十路女3人…想像してみて下さい。
2時間飲み放題で呑んでてね、店員さんが言いに来るわけですよ。
 「ラストオーダーですが、ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
て。コッチはもういい加減酔ってます、いいだけ呑んでますもの。それでもすかさず手に持っているジョッキを掲げて、言うわけです。
 「あ、じゃあコレと同じのあとふたつずつ!」
と。何せ飲み放題ですからね、何杯飲んでも同じ値段ならたくさん呑まないと。ねぇ?飲み放題にした意味ないじゃないですか。じゃじゃじゃあと酒1人ふたつずつ来るからまだ1時間くらい呑んでけるねー良かったねー、てアレですよ。


…と、当然解釈してましたよ実体験をもとに。でもね、違うんだって。そういう意味じゃなかったんだって、作詞家先生の意図は。ココで言う「ふたつ」ってのは「1人でふたつずつ」の意味ではなく、「大切な友人2人分」の「ふたつ」なんですって。
もうね、それ聞いてびっくりね。わかってない、わかってないよ〜大泉先生。酒好きの三十路女に満遍なく聞いてごらんなさい、絶っ対「1人でふたつずつ」て言うから。案の定、当の小橋亜樹さんもアタシと同じ解釈してて、周りの男連中から人格を疑われてましたよ。*1
でもね、アタシは間違ってない、アタシら三十路女の生き様ッたらアンタそんなもんでないよ!と声を大にして言いたいですよ。え。え。

*1:このへんのやり取りはCUE DREAM JAMBOREE 2004 [DVD]の副音声で聴けますよ。ただしこのDVDはCUEタレント全員のファンになってからご覧になった方が良いみたいです。まずは雅楽戦隊ホワイトストーンズ [DVD]あたりから攻めてみるのはいかがでしょうか。