≪欲しい≫買い物メモ

昨日に引き続きホモ漫画の話をするけど、いいかな。いいよね。

フラワー・オブ・ライフ (2) (Wings comics)

このシリーズはホモ関係ないし、この人は他にもホモ関係ない話たくさん描いてるけど、アタシの中でよしながふみは確実にホモ漫画の人です。この人の漫画は全て、同人誌も一年程前までのは殆ど持ってますよ。
かなり奇抜な設定でもキャラクターがあっけらかんとしているせいで不幸にも幸福にも転がり過ぎない、という安定感がありますね。常に中庸なテンションで、非日常な日常が淡々と描かれています。
この話も主人公が元白血病患者、同級生は筋金入りのオタク、担任はおかま？って設定だけ聞くとナニソレな、あり得ない学園ドラマです。相変わらず軽薄な調子で話が進んでいくんで奇抜を奇抜と感じさせないところが凄いよな。だけれども、その合間にドキッとくる台詞やグッと来る展開を織り込んでくるのよ。その兼ね合いがウマい。コレやり過ぎると槇村さとるテンテイみたいな説教臭い漫画になるので要注意☆
でもなんだ、帯に変な事書いたぁるなオイ。

えっ。このヒトとこのヒト、そうなの！？

ホモか、ホモなんか。遂に来るか、ホモが。…と見せかけてホモなしに4000ペセタ。
いやそれより気になるのがこの部分。

（そして　おもしろいから　ドラマＣＤ　にだってなる。）

えー。
なんだな、最近はちょーっと人気出るとすぅぐメヂアミックソ的なアレなんだな。アタシも出始めのときは「あのキャラがしゃべんのか。すっげ、すっげ！」なんて喜んでたりしたけど、今の猫も杓子もっぷりを端から見てるとちょっと萎えるな。この萎え方は身に覚えがあります。お笑い番組に置けるテロップ出まくりのアレと同じ。ココで笑え！つう視聴者をバカにしきったアレと同じだーこれは。読者の妄想力をバカにされてる気がするね、なんか。コレで萌えれ！つうことだべ。そこまでお膳立てされたらかえって萌えねーよって人は結構多いんじゃないだろうか。でも買う人がいるから次から次へと企画されるわけだから、楽しんでる人は確実に居るんだろうね。あ、あともうひとつ萎える要因があるとすれば、演じる声優がいつも似たり寄ったりってトコも大きいな〜アタシの場合。あっちでアンアンこっちでアンアン。萎えますよ。下手したらあっちでオラオラこっちでアンアンとかもあり得ますしね。萎えますね。まぁそん時は別の楽しみ方しちゃえばいいのか。そうか。（最低

はい、サラッと次にいきますよ。

だまって泣いているのです (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

この人のも全部持ってます。何が好き何処が好きって、エロいから！それに尽きます。とにかく手を変え品を変えヤりまくりで、いっそ清々しいくらいだ。あと格闘技漫画かってくらいに筋肉が割れまくってるのも好きです。「セックソは格闘技と同じ」とは誰が言った格言でしたか。全く持ってその通り！と自信を持って言える、そんなお話ばかりです。
最近はもっぱらゴツイ親父*1受に傾倒してらっさるようですが、その前の黒髪童顔年下受時代もオイシクいただけますよ。この人のこーゆー、その時のマイブームに忠実なトコロも非常に好感が持てます。今はコレが、この受が、このシチュエーションが自分的にキてるの！と思ったらとにかくソレばっかり描く→飽きたら一切描かなくなる。実に単純明快、わかり易い。アタシはそんな内田テンテイの後を付いて行くだけでいーんですから、これほど楽なことはありません。尻毛満開のセックソシーンにもすっかり慣れました。ありがとうテンテイ、これでまたひとつ新しい扉が開けました。

ホモ漫画、少女漫画、青年漫画、どんなんでも漫画ならジャンル問わず大抵読みます*2。その中でアタシが昔から面白いと思うのはどれも「非日常な日常」っぽいものばかりですね。日常っぽく見せかけて実はちょこっとあり得ない設定が混ざってる、ってのが好き。
単なる学園ものだけど→前世が異星人＝「ぼくの地球を守って」とか、同じく学園恋愛ものだけど→実は魔界人＝「ときめきトゥナイト」とか、普通の高校生なのに→右手がミギー＝「寄生獣」とか、バリバリのリーマンだけど→ホントはホモ、とか。
だから逆に等身大的な日常漫画は、一応読みますが、面白いとは思わない性質ですかね。日常は日常として自分の周りにあるので、物語の中だけではせめてそれを忘れさせてもらいたいのかもしれませんね。かと言ってコテコテのファンタジーとかは離れ過ぎてしまって気持ちが入り込めないので、現実と非現実の間にある丁度イイ塩梅の「非日常な日常」が好きなのだ、と思います。だからラーメンズが好きなのだ、と思います。と、無理矢理締めてみる。

*1:やもめ・ヒゲ付、でも心は乙女なの☆あり得ない。

*2:ただしホラーとかは駄目。絶対。