ラーメンズ@道新ホール

ラーメンズ第15回公演 アリス」(2/5夜公演)


あ〜今日も笑った汗かいた。そして己の記憶力の適当さにも汗かいた。
以下、昨日のネタバレ訂正&アドリブ補足。
ラーメンズを「女子的に」「神的に」愛しちゃってる人は読まない方がアナタのためです。
具体的に言うと小林賢太郎を「肉」呼ばわりする事を笑って受け流せる人のみ、読んで下さい。





↓ネ

↓タ

↓バ

↓レ


本日で二回目のアリスちん+20列目のド真ん中という位置のせいか、昨日より心理的にも物理的にも広い視野で楽しめました。
それと後ろから見て思ったのは、二人の体格差。…あんなに差あったかい?小林さん横だけでなく上にも膨らんでやしないかい?片桐さんがえらく華奢でちびっこに見えましたことよ。


全体的に感じたのは、テンポの良さ。コッチがすでにネタを知っている、という点を差し引いてもタイトにまとめたな、という印象でした。昨日より細かい間の取り方がちょっとづつちょっとづつ短く感じられました。昨日のアドリブやり過ぎが相当勉強になったんでしょう。日々進化するのが生の舞台の面白いところです。だからこそ目が離せない。(誰が離れてンのよ! by音尾)
それと昨日と大きく違う点は客層の差でしょう。男子含有率高し!コレ重要ハイめもって〜これセンターに出たよ〜。昨日感じた黄色い声大杉状態は、おそらく平日の仕事帰りOLが多かったっつう事なんでしょうね。土日はお休みなんで男子も仕事気にせず楽々来れました、と。まぁ席が後ろの方なんで実は前の方ではか細く黄色い声が充満してたかもしれないんですけれども?それにしたってコッチまで聞こえない程度のか細さですから。モーマンタイ。非常に観ていて安心できる空間でした。平日ももっと来いよ、男子!そして野太い笑い声を会場中に充満させてくれよ、男子!


さて、それでは重箱の隅を突付いて突付いて向こうが透けるくらいに細かくネタバレしていきますよぉ〜。実はこの作業が一番楽しかったり。ハイどうも皆さんこんにつわ、ハサミーマンの親戚・アクシュミーマン、です!(シャギーン☆


1.旅立ち
渡しそびれていた手紙および電報を片桐が頑なまでに小林に渡さない、というパントマイム(目に見えない紙を二人で手をプルプルさせながら引っ張り合う)がズバッとカットされてました。うんナイス判断。あとのテンポは相変わらず。軽快なステップで舞台上を縦横無尽に闊歩してらっさりましたよ。今日の片桐さんの「おーい、灯油!」は腹に力が入っていて非常に良かった。声に華がありました。


2.後藤
この正式タイトルきっと「後藤を待ちながら」だね。「ゴドーを待ちながら」ってお芝居は見たことないんだけど、巡ったサイトでこういう仮タイトルつけてる人みかけて、それだー!って思った。
ココで変わってたのは、後藤にすでにプレゼントを渡した小林が片桐に「何を?」と聞かれたときの返事。昨日は「レイバンのサングラス。」で今日は「サングラス。オレがかけてるみたいのが欲しいって言われたから。」*1でした。これもナイス判断でしょうね。実際あの場で小林から「レイバン」というキーワードが飛び出したのは今考えると多少唐突だったし。おそらく脚本家の中であのバイト君は普段レイバンのサングラスをかけるようなキャラだったんでしょう。でもそんなのコッチはわからんしね。
それと東京公演では片桐がプレゼントに用意したクロムハーツ、実際に袋から箱を取り出してたらしいですが、札幌では台詞のみでした。まぁそれもテンポ保つ意味での判断からだったんでしょうね。
あと片桐が部屋を装飾する紙のリングをバラで大量に用意してきた、というシーンで昨日は「いや…それじゃあ…駄目でしょう…」と言うだけだった小林が、今日は両手指繋げて輪っかを作ってから「こうやって繋げてないと駄目でしょう」と、多少わかりやすくなってたのもナイス判断。
それとコメント欄で教えてもらった片桐の奇妙な物真似。アレきっとコントの中で言ってた「ものまねコーナー」のヤツなんだろう…ってゆうか絶対そうなんだけど、全くわかんないね〜予め知らないと。だって最後に「オメデトー」って言った後片桐さん笑うでしょう?ニッターて。アタシはあの笑顔だけでほんわ〜夢心地になれるんで別にいーんだけど、そのせいで「インコの物真似」って益々わかりにくくなってるんだよね。なんで東京の観た皆はわかったの?不思議〜!もしかして全世界で説明受けないとわからないのってアタシだけ?え、え、独りにしないでぇ〜


3.風が吹いたら
片桐が槍持ったまま部屋の中ではしゃいだせいで天井に穴が空き→雨漏りを防ぐために桶を置く→桶屋が儲かるってパターンで、最後の「あ〜しまったこれじゃあ雨漏りしちゃうなぁ〜こういう、桶みたいなものをたくさん置いとかないと〜…桶屋が、儲かる」って台詞をアドリブで超高速に捲くし立てる小林に合わせて、パントマイム担当の片桐焦る、焦る!焦って眼鏡上げる!…の後、暗転になる時に「何してくれてんのよ!」と非難ゴウゴウなかんじで、ぐりんっと小林を振り返る様が可笑しかった。うわ〜んこういう反応返ってくるから止められないんだよね〜ん片桐虐め☆っつう小林の内なる声が聞こえた気がする。居るな、ココにもアクシュミーマンがっ!!
あと小林が不必要なまでにデラ上手いパントマイムを披露するパターンの時、昨日はオチの部分ムーンウォークだったけど今日は階段を下るアレでした。畜生、上手すぎるんだよ!


4.バニー部
アドリブ結構減ってたなぁ。昨日押した原因はコレと最後のヤツだね。それでも昨日にないアドリブは多少ありましたよ。サカった猫と会話した後、片桐に向かって「…どう?サカッてる?」「…サカってるかい?」と。エ、ローい!(片桐さんの声で読んで下さい)
大吟醸が自己紹介するところ。昨日はどうだったか忘れたけど今日は「因幡中学校3年!」って行った時点で客席から「中学て!」という突っ込みが殺到。勿論アタシも突っ込ませていただきました。ラーメンズのコントに客が介入する隙って普段あんまりないんだけど、これにはさすがに皆の心がひとつになったよ!中学生か!アレが!あの腹が!(ドサクサ)しばらくザワザワと落ち着かない状態が続いたあと「悪いか?!松○太郎*2、15歳!」と開き直ってキレ気味に叫ぶ小林。あはは、可笑しい。
あと昨日窓開けて「オレは自由だ!」と叫んでいた部分がちょっと変わってた。ゆっくりと窓を開けて、いったん間を取ってから「…姉さん…僕は今日、自由をはき違えました…」とお空に向かって切ない顔で報告。阿呆や!
このコントは小林の匙加減ひとつで変わるね〜今後の展開が楽しみだわ。きっと沖縄行った頃には大吟醸の後ろに薔薇の花が幻視出来るくらいになってるよ〜わはは。お楽しみにね!>沖縄ラーメンズライブに行く人
そして、昨日の文章にちょっと間違いを発見。たいした事じゃないけど、壁に向かって「大・吟・醸」と書いた後に、サーベルをビシュッとしてました。それと「はい!バニーテレフォン!」の時は「三代目」はちゃんと台に載ってます。その後電話で聞いた緊急事態を他のバニーに伝えるために、「三代目」を払いのけるわけです。何故ならその台こそが信号を送るためのライトだから。ホレあのパシパシって点いたり消えたりするサーチライト風のアレ。今日はやけに長めに信号送ってると思ったら「せっかく作ってもらったから長めに使ってみた」だって。ホント自由だなぁ〜、アンタ。それと「うまいこと広がらなかった」じゃなくて「うまいこと思い浮かばなかった」だったかな、台詞。そんな細かいトコどうでもいいですか。そうですか。
小林がはけてから(ちなみに今日は非常に落ち着いたご様子で優雅に華麗に去って行きましたよ、大吟醸は。)ゆっくりと暗転した後、幕間で片桐が観客に向かって頭を下げてました。イヤイヤ仁さんは悪くないよ?全然。


5.働かせて下さい
これはそんなに変わってないかなぁ。てゆうか昨日は片桐さんばっかり見てたから、小林さんがいちいちちゃんとリアクション返してたのに初めて気付いた。それとも昨日はリアクション小さめだっただけなのかなぁ。自信ないや。(そんな事言い始めたら全体的に自信はないんだけどね、アタシの記憶力なんて。)
えーとあったあった、変更点。後半、無理矢理雇い入れてもらおうと近づいて来る片桐を小林が退けるシーン、昨日はカメハメ波でやってたけど今日は両手人差し指で片桐を操ってた…それだけかな。我ながら細かい!穴あくよ、重箱の隅が!


6.競技会
印象的だったのは片桐のアドリブ。サンダーマウンテン!みたいな大仰な名前の技でグルグルと激しくレイコをぶん廻すんだけど、わざと客席の最前列に向かって「触ってもええで〜」的サインをよこすんだよね。その策略にまんまと引っ掛かって観客が手を伸ばすと、哀れ寸前でかわされる、という笑いドコロ。ラーメンズがコント中に客いじりを?!て、割と衝撃を受けた。昨日はまんまとハマった人がいたんだけど、今日はなかなか引っ掛からない。一体どうするのかと思ったら「フリーズ!」って回転止めてレイコ差し出しながら「タッチ!タッチ!」って直接のお誘いですよ。で、運悪くソコの席に座ってた人が手を伸ばすとやっぱりかわされて…(笑)後ろで待機してた小林も肩震わせて笑ってましたよ。仁さん、グッジョブです☆
アウディ!」、やっぱり好きだわぁアタシ。それきいた時観客の頭の上に「?」「?」「?」ってフキダシがいっぱい出て、一拍置いてから「あぁあ〜、アレね!」みたいに感心したような拍手が起こる空気感まで含めて、大好きです。
あとさ、あとさ。オチで片桐がレイコにチッスするじゃない?そのときって自分の右手の平に乗っている側に口付けるんだけど、アレ絶対ケツの方だよね?…ってエート詳しく説明すると、レイコは片桐の右腕の上に沿うようにして乗っかってるわけですよ。で、ソコに飛び乗る前まで小林が”頭”として動かしていた方が肩口、”ケツ”として動かしてた方が右手の平の位置になってるわけ。なのに片桐は右手の平の方にチッスを。そして小林がピンクの懐中電灯をあててポーッとなる方も右手の平側。これっておかしくね?おかしくね?おかしくね?…ウンでもね、そうやって思って見てると、頭とケツってその場の都合で逆になったりしてる時、結構あるんだよね…。個体差がない芋虫達には、体位差もないってのか?え?それでエエのんか?それで納得しれってか?しまーす!(大きく挙手)(ラーメンズ狂信者の嗜み)


7.不思議な国のニポン
本日も芸術的動きで箱を並べる小林。ハイいいですかいいですか〜ココでひとつおばちゃんの話を聞いて下さい。「キィィィィーーン…ガザガザ……」(拡声器で)踊り子さんには、余計な声を掛けないで下さい!!お前らはドコに来てますか?ココはライブ会場ですか?華麗に踊る賢太郎に「けんーー!」と声援を送る必要がありますか?どうしてありますか?ソレが笑いに繋がりますか?お前らは阿呆ですか?莫迦ですか?…もうねぇ、いらないから、そういうの。せっかく黄色い歓声が目減りしてると思ったらこれだもの。がっくりですよ。でまた声援をかけたタイミングと、小林が動きを止めて→ピョン、と大きく跳ねてから裏にはけるタイミングがばっちり合ってしまってたんですよ運悪く。ハイハイいいですか〜そこで笑いが起こったのはお前らのせいじゃないから勘違いすんなよ?観客が手を叩いて笑ったのは、あくまでも小林賢太郎の動きに対してのみ、だ、この、莫迦!!二度としゃべんな金輪際。一生しゃべんな墓に入るまで。
さて、昨日は片桐が板付きでスタンバイしてた段階で一部の観客にネタがばれてしまったのが本意でなかったのか、本日は明転してから二人そろってのご登場。小林が「お久し振りデス」ゆうた時点で初めて観客にネタが伝わりました。ナイス判断。いずれにせよその拍手は本当に暖かくて、なんだかにんまりしましたよ。愛されてるね〜ラーメンズ
ベレー帽の天辺に付いているファーを授けるタイミングは、「六甲おろし→六甲おろさず→六甲上げ→六甲斜め上あげ→六甲ずらし→一個ずらし→二個もどし→チェックメイト!」で片桐さんがチェスに勝ったご褒美ですね。コレ貰う時の片桐さんの顔が絵に描いたような『喜び顔』で、おばちゃんほっこりしちゃうんだわ〜。はぁ〜ん。(溜息)
昨日の定型文に若干訂正。

  • 県民の半分は、○○。もう半分は、○○。
  • 主食○○、おかず○○、おやつ○○。
  • ニポンを代表するアミューズメント施設、○○。
  • 公式キャッチフレーズ、○○○○。

北海道の時も「県民」って言ってたかなぁ…それは明日確かめよう。「試される大地」ゆう時の口調は、アレ田中邦衛だね。昨日もその場では気付いてたのに書く時には忘れてた。あと昨日はなかった「ザンギって、ナンデスカ?」「…モビルスーツ?」ってのが。ご当地ネタ仕入れたのね、ティーチャー!
初日に授業を中断してまでティーチャーが言っていた「あれなんだっけ、あれ。”もんじゅ”。ドコだっけ?」の答えですが、正しくは『高速増殖炉もんじゅ』ですね。福井県敦賀市にあります。えらい引っ張ったんだけど誰も答えられなかったもんね〜アソコは物凄く無駄な時間でした。(笑) おそらく”もんじゅ”という語感のみで突然思いついたんでしょうが、ナトリウム漏えい事故なんかがあったところなんで、今後もネタにはならないでしょうね。
しかしこのコントは二回見てもほとんど覚えられないな〜。笑って笑って笑いすぎてるうちに口から記憶が飛んで行くんだ、きっと。それに最も流動的なネタでもあるし。アタシャもう覚えることは放棄しまスた。北海道の部分だけ覚えてれば十分だい!


エンディングトーク
今日は二回出てきてくれたよ!二回目客電は50%ぐらいついてて帰り始めたお客さんも居たけど、走って出てきてくれたよ、片桐さんだけ!あら?っと戸惑う片桐、暖かく迎える観客。遅れてゆっくり出てくる小林。
何しゃべったかなぁ…一回目と二回目で内容ゴッチャで順番も覚えてないけど。

片桐「粘土道はあと二冊です!今日はゼータガンダムを書きました…似てません!」(小林爆笑)

小林「この夏、ラーメンズが増えます!(観客の反応薄っ。一瞬ひるむが、めげずに)…え〜あとの3人はまだ秘密、ということなんですが、まぁいつもの、ね…こんな(両手を上げて筋肉ムキムキポーズ)方とか、まぁそんなかんじです」

片桐「この会場でDVDボックスを買うと、ポスターがついてきます。なんで初回売りの時に付いてなかったんだよ!ってのはあると思うんですが…そこは…しょうがない!という事で。」


(場内爆笑)


小林「あのポスターは本来広告用に作ったんですが、思いがけず大量に余ってしまったので、じゃあ置いておいても仕方ないから皆さんにプレゼントしようか、という事になりましてですね…」


片桐「(ものっそ無垢なかんじで)え?それはあんまり宣伝してもらえなかったってこと?」


小林「いや、そういうことではなくてですね…(苦笑)業者さんの計らいとか、印刷会社のご好意とか、そういう事です」


片桐「ふーん!そうなんだー!全然知らなかった!」(あくまでも無垢)


小林「(苦笑)」

さすがラーメンズの今年の予定を知らされてない方・片桐仁さんですね。年期が違う。ボケがクリアだ。


アリス作文は

片桐
あ〜あるよね リアルにね すすきので(小林感心顔)
小林
あ〜 リッチって 素晴らしい!(ジャケットの端持って、キメ☆)

でした。「あ」にヒネリがないですよ、お二人とも!5点!(10点満点)


うーんまだ書き足りない。が、そろそろタイムリミットだ。あとでまた書き足します。アタシにとって最後のアリス!脳裏に焼き付けてきますよぉ〜!行ってきまーす♪
あ、あとアンタ達*3!(拡声器で)「肉」に食いつき過ぎ!ラブだバカ野郎!「キィィィーーーン…」
あとついでにゆうとくと、小林賢太郎肉つき過ぎ!片桐仁アンタちょっと痩せすぎ!北海道で美味いもの食って帰って下さいよ。そんでまた頑張りなさい、先は長いんだ。走れよ!沖縄まで!!

*1:台詞は正確じゃないです

*2:名前忘れた

*3:id:Annikaid:boxcurioid:sahyaid:sarasaxxxid:zuiun、他多数