ラーメンズ@共済ホール

mou-mou2004-08-21


「札幌ラーメンズライブ2004」


流れは昨日と同じ。ただし今日のライブの副題は『箱馬に足バァーン!』です。EDトークで片桐さんがそうおっさっていたので、きっとそうなんでしょう。


なんでかっつうと、「テレパシー」で一人二役の都合上パタパタと場所移動をする訳だけど、小林が慌てれば慌てるだけ片桐が笑ってしまうらしいんです。*1 で今回、小林が一回目の場所移動の時に箱馬にがっつり足をぶつけてよろけながらはけて行ったんですね。それ見て観客以上に片桐が「年取ったなぁ〜!」*2って爆笑してて、その後もはける度に小林が足を引きずったり、ネタの進行に差し障りが出るのにわざとはけ口に近い位置に立った小林が「え、だって湿布貼らないと…」とアドリブとばしたり、色々楽しい事になってました。コント終了後の薄暗い幕間ですぐに立ち上がれないくらい、片桐仁のツボだったようです。舞台裏でもエアーサロンパス臭が充満したりと、なかなか楽しかったみたい。


他にも今日の小林はうっかりミスを。「ホコサキさん」で歯磨き粉について云々するシーンで、小林がいっこ台詞を飛ばしてしまった事に観客が気付いてクスクス笑いが広がると「違います。何かが…違います」と誤魔化してましたね。だから働きすぎなんじゃないですか?っての。


「study」の振りを合わせるシーン、今日は最終的にデューク更家歩きになってた。あと時刻表がダイアと同じ重さだと言う事を涙ながらに訴えてました。それはキャラ違うから。


星型の炬燵が五稜郭グッズ、というのはもう完璧にネタに織り込まれてました。あとピカチューに似た”チャプター”っつう可愛い小動物が居て、「チャ〜ブ〜〜」と濁声で鳴くみたいです。ピンセットが鋏、鋏が錐なら、錐は穴あき→アナーキー。片桐のナイス突っ込みにより、手首時計は夜の12時にはグーに、昼の12時には「じゅうにじだよ☆」としゃべる事が判明しました。


「Q&A」の小林の声は昨日よりエロ度は低かったです。「でぃ〜ん」「でぃぃ〜〜ん」「らいでぃ〜ん」の流れは昨日と一緒。「お止しなさい」の声がかかるまで延々「お・よ〜ん」をやらされた片桐は舞台前方ギリギリまで頑張ったんですがそれでも止めてくれないので左に向きかえてました。


「サイエンスくん」での助手・小林は冒頭部分のみのキモキャラは昨日以上に冴えてました。言いっぷりや手の動きひとつでキャラを自在に変える小林少年はとても生き生きとしていて、凄く楽しそうです。今日は”イノセント莫迦”部分がずっぽりなくて、ちょっと残念。昨日は片桐が本気で困り果てるくらいにしつこくボケ倒してたのに。「ちゃんと出来るんじゃないか」って、片桐さんもかなり期待…じゃない、警戒してたのね!


「長繩部」でまたまたTERUの物真似でかっちょ付ける小林。その後も「白でも黒でもないゼ!」ってGRAYネタ連発して「結構知ってるでしょ」なんて片桐に向かって自慢してました。


EDトーク。今日は最終日なので4回も呼ばれて非常に嫌そうな素振りの小林賢太郎。お得意のTERUの物真似で「まだまだ盛り上がっていこうぜぃ!」なんてかました後、肩にかけていたタオルを観客に投げ入れるフリをすると、お嬢さん方が色めきたって一斉に手を伸ばしたのにひどく驚いてました。「だって俺だよ?!」だって。いやいやいや賢太郎汁付きのタオルなら10万円出しても欲しいって人絶対いるから。結局片桐汁もオプションでつけてから今度こそ観客に投げ入れてました。受け取った人よかったね。オークションで売ったりすんなよ!


番外公演だからなのか年齢層も広く、ジャンルもバラバラな観客がなんだか新鮮でした。本公演の時は20代後半から30代の女性が殆どだったような気がしたので。男の子やカップルも結構いたなぁ。ラーメンズのネタに初めて触れる人が多いと、それだけじっとりとした笑い声が多くを占めるので、一緒に観てて気持ちよかったです。その一方で観劇マナーをわきまえてないシトも多く、昨日は携帯が鳴ってたし途中で入場してくる人もたくさんいました。あと逆に観劇慣れしてるシトの中によくいるのが”解説魔人”ね!あれはホントむかつく。帰りがけに被害を被ったカップルが愚痴ってたよ。なんでそんな事するんだろう。阿呆か!幸い、アタシの周りにはそういう失礼なシト達はいなかったけど、運悪くそういう奴等の近くに座っちゃったシトはたまらんだろうな。


ホント楽しかった!また来て欲しいなぁ。何回でも観たい。アドリブ目当てってのもあるけど、生で観て、ビデヲも観倒して、内容は知りすぎるほど知ってるはずなのに、いつも同じトコで笑っちゃうもの。アタシの薄い脳みそはつくづくお笑い鑑賞に向いてるね★


ありがとう、ラーメンズ

*1:EDでの小林発言より

*2:だったかな?記憶おぼろげ