竜馬の妻とその夫と愛人

前宣伝をよく見掛けた割に、札幌での上映館はたった一館という扱いに多少がっかりしつつも、行って来ましたレディースデイ。

母子揃って期待度満載でしたがそれを裏切らない出来。満足。
だって憲さんだよ？鈴木京香だよ？中井貴一With丸眼鏡だよ？
そこに持って来て三谷幸喜脚本。面白いに決まってる。

ただ、ビデオでもその面白さは色褪せないってとこまで容易に想像出来ちゃうのが、観客数８名（！）の原因だろうな。わざわざ映画館に行かなくても…ってヤツだ。
でも堪え切れなくて正解。だって映像が凄く綺麗なんだ。
とてもセットとは思えない長屋街や朝夕、雨上がりなどで変わる照明。
特に、竜馬の妻（鈴木京香）にその夫（木梨憲武）が懸命にその心情を訴えるシーンの照明が好きだなぁ。
建物の影の中で会話が交わされた後、妻が朝焼けの下に歩みだすトコ、憎いなぁコノ野郎！と思いながら観てました。
そこのシーン、ずっと憲さんの横顔を映してたのが印象的だったんだけど、パンフ読んで納得。ほんと憎いぜコノ野郎！
しっかり感情移入して泣いちゃったじゃないのさ。や、満足満足♪